虹の橋

Rainbow Bridge


虹の橋




天国の一歩手前に、『虹の橋』と呼ばれる場所がある。
地上にいるだれかと親しくしていた動物は、死ぬとその『虹の橋』へ行く。
そこには、草地や丘がひろがっていて、
動物たちはいっしょになって走ったり遊んだりすることができる。
たっぷりの食べ物と水、そして日の光に恵まれ、
彼らは暖かく、快適に過ごしている。
病気にかかっていたリ歳をとったりしていた動物たちは、
ここに来て健康と活力を取り戻し、
傷ついたり不具になったりした動物たちも、
もとどおりの丈夫な体を取り戻す。
過ぎ去りし日の夢の中でのように。

動物たちは幸せに暮らしているけれど、ひとつだけ不満がある。
それぞれにとって特別なだれかが、
あとに残してきただれかがいないのを
寂しく感じているのだ。

動物たちはいっしょに遊んで時を過ごしている。
しかし、ついにある日、そのうちの一匹が足を止めて遠くに目を向ける。
目はきらきらと輝き、体はたまりかねたように小刻みに震えはじめる。
突然、彼はみんなから離れて、緑の草地を跳ぶように走っていく。
あなたを見つけたのだ。
とうとう出会えたあなたたちは、抱き合って再会を喜びあう。
もはや二度と別れることはない。
喜びのキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友の頭と体をふたたび愛撫する。
そして、あなたは信頼にあふれたその瞳をもう一度のぞきこむ。
あなたの人生から長いあいだ姿を消していたが、
心からは一日たりとも消えたことがないその瞳を。

それから、あなたたちはいっしょに『虹の橋』を渡るのだ。

TVのニュース番組で「ペットロス」と言う言葉が聞こえてきました。 
「ペットロス」、その言葉は私にとっても他人事とは思えない言葉です。
数年前に愛犬Bettyを亡くした私は毎日泣いてばかりの日々を過ごしました。
まさに「ペットロス」状態。家族を初め周りの方々から励ましや助けを貰い
どうにか日常に戻ることが出来ました。私にとっては生まれて初めての悲しさ、辛さでした。

ペットの死、ペットを飼ったことがある人は必ず経験することです。
その辛さから「ペットロス」になった人達が読んで心が軽くなった、気持ちが楽になった、
「ペットロス」から立ち直れた、そんな詩がある、とニュースで報じていました。
何気なくつけていたニュース番組に私は釘付けになりました。

あの辛い時、この詩を知っていたら。。。きっともう少し気持ちが楽になれたんじゃないかしら?
そう思いました。この詩を是非知って戴きたいと思いました。ペットを飼ってる方も飼った
ことがない方にも是非読んで戴きたい、そう思いました。

この詩は「ノラの部屋」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~symd/index.HTM)の管理人さん、
ノラのママさんの訳によるものです。原文とその説明についてはノラのママさんの
サイトに行って見て下さい。













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