いよいよ今日はイギリスツアー出発の日。
朝6時半吉祥寺発成田行きのリムジンバスに乗るために昨夜は
朝5時前に目覚ましをかけて寝た。お天気が心配だったが案の定
雨がぱらつく鬱陶しい朝だった。私が凄く早い時間に起き出した
ためレオ君ファミリーはまだ目が覚めないような顔をして一緒に起き
出した。
まずレオ君達にごはんをあげて私もさっと朝食を済ませた。
起き出して来た夫に朝食の支度をして私は出かける準備に入った。
さあ、いよいよ家を出発!レオ君、Anneちゃん、リラちゃん&ギル君
と暫しの別れの挨拶をして家を出た。
吉祥寺のバス停までは夫が自転車に私の荷物を載せて見送って
くれることで出かけたがすぐに雨がぱらつき出した。
バス停には余裕がある時間に到着した。とても蒸し暑くて歩いて
汗だくになった。バスは予定通りに成田に向けて出発した。
成田には8時半前に到着。集合時間は9時15分で時間は
たっぷりあるのでゆっくりとスーツケースを受け取りに行った。
まだ集合場所には誰も来ていないようなので近くの椅子に座って
今回の旅の説明にもなっている侑子先生の「イギリス物語紀行」
を読んで時間を過ごした。
時々集合場所を見て確認していたのだが集まっている様子も
なかったのでそのまま読み続けていたらもう9時を過ぎていたので
焦って集合場所に向かったら丁度一緒に参加するM子さんと
添乗員のMさんが歩いて行くのが見えた。あわてて私も後を追い、
一緒に手続きを済ませた。
それから係りの人が待合室まで連れて行ってくれた。
お部屋に入るともう知ってる方達が集まっていて挨拶を交わした。
お部屋では添乗員のMさんと侑子先生から説明があり、それから
順調に色々な手続きを済ませて無事に飛行機に乗った。
飛行機の中ではTVで映画を4本も観てしまった。今回はANA
だったので映画も全て日本語字幕か日本語の吹き替え版だった
のでどれも理解することが出来た。
私はちょうど日本でも上映されていて観に行こうかと思っていた
「愛を読む人」をまず観た。感動的な映画だった。
さすがに主演のケイト・ウィンスレットがアカデミー主演女優賞をとる
だけのことはある、と思った。ケイト・ウィンスレットは「タイタニック」で
一躍脚光を浴びた女優だが数年経って体型もすっかり絞れて
演技派女優に脱皮したように思った。
それから吹き替え版の「マーリー 世界一おバカな犬がおしえて
くれたこと」を観た。これまた感動作品で泣けた。私は犬関係の
モノには特に弱いので凄く泣いてしまった。
次に日本映画の「おくりびと」。これも観たいと思っていたがチャンスが
無くてDVDで観るしかないかな、と思っていたのでとても嬉しかった。
これもとても感動的な映画でさすがにアカデミー賞を取るにふさわしい
作品だと思った。
最近邦画も頑張っていると聞いてはいたが本当だと思った。
それから次に観たのはジュリア・ロバーツの最新作だったが殆ど居眠り
をしてしまって観ていないに等しい。なので厳密に言うと観た映画は
4作では無く3作と言うことだ。
約12時間半かかってヒースロー空港に着いた。そこからエジンバラ
まで飛ぶのに約5時間の待ち時間があった。その時間に夕食を済ます
ようにと言われていたが時差が8時間あり、機内では2度食事が
出て来たので何も食べる気にならず機内で食べられずに持ち出した
パンなど食べてごまかした。
空港内にはショップ、免税店があったので時間つぶしの意味もあって
ブラブラとお土産を物色した。Harrodsがあったのでそこでセール品に
なっていた物や娘達のお土産になりそうな物などを買った。
免税店ではFortnum&Masonの素敵な缶に入っている紅茶など買った。
この缶は使い終わったら飾っても良いくらいの可愛い素敵な缶だ。
ブラブラするのにも飽きて椅子に座り携帯を海外に変更することを
思い出し海外設定にした。私の携帯はauだがM子さんが持ってるのは
DOCOMOでDOCOMOは自分で何もしなくても勝手に海外の時間に
合わせて変更してその上日本時間まで2段書きになるとのこと、
さすがDOCOMOは進んでる!と驚いた。そしてまたびっくりしたのが
私の携帯では海外からかける電話の頭にイギリスからだと0081を
加えなければならないのがDOCOMOだと普通に携帯の登録してある
番号を押すだけで頭に0081を加えてかけてくれるそうだ。
なんと便利なこと!au、もっと頑張れ!と言いたくなった。
どうにか時間をつぶし、やっとエジンバラ行きの飛行機に乗った。
なんと、飛行時間1時間20分の間に機内食が出た。
私はもう何も入らなかったので寝たふりをしていたが他の人達は
ホントに眠っていて機内食が出たことを知らない人が殆どだった。
でも、機内食が出るのなら無理にヒースロー空港の待ち時間に
夕食を取ることも無かったのに、と思った。
うつらうつらと寝ている間にエジンバラに到着。飛行機を降りて
寒っ!と思わず言葉が出たくらい空気が冷えていた。エジンバラは
樺太と同じ緯度だそうでさすがにこの時期でも寒い。早速持参した
フリースが役に立った。
そこからバスで宿泊先のホテル、エイベックス・インターナショナルホテルに
向かった。なんと、ホテルの目の前がエジンバラ城だった。ライトアップ
されたエジンバラ城が美しく幻想的に輝いて見えた。早速写真を撮った。
ああ、スコットランドに着いたのだ、と感動した。
ホテルの室内に着いて早速記録の写真を撮った。室内は普通の
ホテルと言う感じ。さすがに疲れてすぐにお風呂に入り寝た。
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