今までお金と時間があったら私はPEIに行きたい!他に行ってみたい
国は無い!と公言もし実行して来た私がPEI(と韓国)以外にここには
行ってみたいと思う場所が出来ました。ある時ネットサーフィンをしていて
偶然見つけたその場所がイギリスのコッツウォルズ地方でした。
お伽の国かと思うような景色にすっかり目と心を奪われた私でした。
そんなある時、松本侑子先生がイギリス物語紀行というツアーを企画
なさっていることを知りました。侑子先生に直接お聞きするチャンスがあり
「そのツアーはこれからも行われますか?」と伺ったら「いえ、この1回だけです」と
にこやかに微笑まれてソフトなお声で仰いました。
実は今年は夫が入院することが決まっていて海外旅行はちょっと
無理かな?と思っていたのでその先生のお返事はショックでした。
何しろそのツアーにはコッツウォルズを始め、私が行きたいと思う所が
全部含まれていたのです。ピーターラビットの世界の湖水地方。
これは数年前に観た映画「ミス・ポター」でとても興味がわいた場所でした。
そして、学生時代にやはり深く興味を持ったブロンテ姉妹にまつわる場所。
そして赤毛のアンの作者、モンゴメリの足跡もたどるツアーでした。
何とか行けないものか、と悩みましたが、ラッキーなことに夫の入院が
ツアーの予定より大分早く済むことになり行けそうな雰囲気になりました。
夫にも今年のツアーはなんとしても行きたいわぁ!と徐々に洗脳して
行くことに決定。
期待に胸をワクワクさせながら参加させて戴きましたが、その期待を
はるかに超える楽しい有意義な旅となりました。
その一番の要因はやはり侑子先生の解説が付いているところだと
思いました。とても分かりやすく歴史や物語についてのお話があり
興味で胸が膨らむ感じがしました。
目的の地に行く前にお話を伺って訪問すると見る目も全然違って
来ます。きっと何も知らずに訪問していたら感動も薄かったと思います。
侑子先生と色々身近にお話させて戴く機会も多くあり、とても嬉しい
ことでした。
そしてツアーのお仲間達、これが侑子先生の赤毛のアンのセミナーで
何度もお目にかかってる人が多かったのもあり、また初めてお会いする
方達もとても良い方ばかりでとても気持ち良く旅を続けることが出来ました。
また、ツアー会社の添乗員さんのお人柄の良さも大きな要因でした。
さりげない気遣いや心配りが感じられて安心して日々を過ごすことが
出来ました。
そして忘れてならないのは今回一緒に旅をしたM子さんの
ことです。
ツアーに参加することに決めたら次に考えたのは一緒に行くお友達のことです。
一人での参加も出来なくはないですが、どうせなら誰か一緒に行ける人は
いないかしら?と思いました。それで私のチャットルームにも最近よく来て
下さっているM子さんに聞いてみました。M子さんとは実はまだ知り合って
から日も浅く、お会いしたことも数えるほどしかありませんでした。
それなのにどうしてお誘いする気になったのか今考えれば不思議な気も
します。そして、そんな私の誘いに気持ち良く乗って下さったM子さんも
不思議ですね。明るい予感がしたのかも?
と言うワケで、とにかく一緒に行きましょう!と言うことになりました。
それからは色々相談しつつ、打ち合わせもしつつツアーに参加しました。
一緒に旅をするということは寝食を共にし、とても密着した関係になると
言うことで、気心が知れた友人とでもなかなか難しいモノがあります。
思い起こせば中学校や高校の修学旅行でも分裂をしたグループや
仲たがいしたお友達がいっぱいいました。
ですが、今回知り合ってから本当に短い関係のM子さんとは実に楽しい
旅をすることが出来ました。とても気が合って行動を共にすることが
出来ました。自然体で全く違和感無く過ごすことが出来ました。
私にとってM子さんはベストパートナーでした。
と私は思っているのですがM子さんは如何だったでしょうか?
M子さんも同じように思って下さっていたら嬉しいのですが…。
本当にお世話になりました。ありがとう、M子さん!
さて、楽しいツアーから家に帰り現実に戻って周りを見回したら
ベランダの植物がカラカラに乾いていました。半分は瀕死の
状態、後の半分はもう手の施しようがない状態でした。(涙)
屋上の薔薇達は自動給水装置を付けてるので毎日お水が
供給されていましたが、ベランダの植物についてはうっかりして
おりました。何故なら東京は梅雨の真っただ中、嫌でも雨は
降るだろうと思って私は出かけたのでした。ところが夫に聞いてみると
私が出掛けている間に雨は一滴も降らなかったとのこと、そして
連日猛暑だったと言うのですからどうしようもありません。
可哀想なことをしました!でも、留守番の夫にそんなことまで
望むワケにはいきません。何しろ可愛い愛犬達を夫一人に任せて
出かけているのですから。「そうよ、そうよ、可愛い子達が元気で
生きて居てくれただけでもありがたいと思わなくちゃ!」と一人、涙を
隠しながら枯れた植物の後始末をしました。(涙)
帰って落ち着いてみてイギリスも是非また行きたいと思いました。
毎回PEIから戻ると私はハートの半分を置き忘れて来たのではないの
かしら?と思うのですが今回のイギリスにも同じようにハートを半分
置き忘れて来たような気がしています。また残してきた半分のハートを
取りに戻らなければ…と思います。
そして、今回お世話になった"K" Line Travelさんの企画で侑子先生が
催行して下さるツアーにはまた是非参加させて戴きたいと心から思いました。
もちろん添乗員はMさんです!これからも仲良くして下さいね〜。(笑)
P.S 私、元々お喋りなタチなのでどうしても文章にしても長くなってしまいます。
そして、自分ではしつこい性格では無いと思っているのですがモノを
捨てられないタイプです。なので、どうしても写真も捨てられずに沢山
アップしてしまいます。
どうぞご理解のほど、宜しくお願い致します。(汗)
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