速いモノでもう今日がツアー最終日となってしまいました。
朝食の前にサン・マルコ広場までお散歩に出かけました。
今日も朝から良い天気。このツアーは本当にお天気に
恵まれました。
同じツアーのメンバーさんもお散歩に出ている方を多く
見かけました。
朝食後、徒歩でドゥカーレ宮殿、サン・マルコ寺院の
見学です。どちらも写真撮影は禁止でした。写真が残って
いないと記憶も薄くなってしまう気がします。
ドゥカーレ宮殿の内部にはかつての大統領官邸、国会議事堂、
裁判所などの部屋があり、武器庫や牢獄まであります。
ドゥカーレ宮殿からつながる牢獄の見学は辛いモノがありました。
独房に入れられる最後に渡る廊下からヴェネツィアの運河を見て
ため息をついたから名付けられたと言うため息橋、どんな思いで
渡ったことでしょう。
「大議会の間」は壮大な絵画が圧倒する感じでした。世界最大の油絵だそうです。
広い空間に荘厳な雰囲気が漂っています。
続いてサン・マルコ大聖堂の内部に入りました。そこも撮影が禁止。
内部に入るとパラ・ドーロと呼ばれるまばゆいばかりの金色の背障に目を
奪われました。天井のモザイクは全てガラスで出来ていて、この教会装飾の
モザイクのガラスを作ることによってヴェネツィアングラスが発展したとも
言われているそうです。
そこからガラス工房に見学に行きました。入り口を入ったすぐの所で職人
さんが熱で溶けたガラスを器用にあやつって細工をして行きます。
あっという間にガラス細工の作品が出来ました。
説明をしてくれたイタリア人の男性は日本語がペラペラ、上手に冗談まで
言って私達を笑わせてくれます。
見学が終わったら商品が売られているお店の方に誘導されました。
私は何か記念になるモノがあったら良いなぁ、と思っていたので
積極的に見てみましたが、日本語上手のガイドさんが説明してくれた
ワイングラスを買うことにしました。
そこで解散になりあとは自由に散策することになりました。
私は昨日の時点でティツィアーノが描いた「聖母被昇天」の
絵画があるサンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂に
侑子先生とご一緒させて戴くことになっていたので、とりあえず
買ったワイングラスを置きに一度ホテルに戻ることにしました。
その聖堂に行く途中にホテルがあったので丁度良かったです。
ホテルを出て聖堂目指してリアルト橋に向かいました。
その橋の下にある券売所に運河のフリーパスを買いに行きました。
そのフリーパスは24時間以内なら何度乗り降りしても良いのです。
リアルト橋の両脇にはショップが立ち並んでいて凄い人でごった
返していました。スリに気をつけつつキョロキョロしながら歩きました。
橋を渡り終えてからの通りもお店が立ち並んでいます。
そんな中、侑子先生が前にもお買いになったスタンプの
お店に入りました。
自分用にイニシャルに模様が付いたスタンプを買いました。
とても素敵な自分用のお土産が買えました。
さらにお店が立ち並ぶ通りを歩き続けました。途中で軽くランチを
食べられそうなお店があったので外のテーブルに座って
ランチタイムを取りました。
丁度お腹に収まった所で出発。そこから聖堂はすぐでした。
サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂も撮影禁止でしたので
私は「聖母被昇天」の絵葉書を買いました。
凄い大作です。完成に2年かかったそうです。ここまで観に来て
良かったと思いました。
そして、この聖堂にある立派な墓碑の元にティツィアーノは
眠っていました。
彼はこの聖堂に埋葬されることを切望していたそうです。
願いが叶って良かったと思います。
聖堂を出てから水上バスに乗り、ブラウニングが亡くなった
家に向かいました。水上バスはとても混雑していました。
やはり、移動の手段はこれしかないと言うことなのですね、
ホントに不思議な町です。
ブラウニングが亡くなった家は豪邸でした。その辺のホテルより
大きくて立派な感じでした。今は美術館になっているのですが
今日は休館日でした。
中庭まで入ることが出来たので写真を撮って来ました。
そこからまた水上バスに乗りサン・マルコ広場に戻りました。
サン・マルコ広場に面したところに古くからあるカフェ、
「カフェ・フローリアン」に行きました。きっと混んでいて座るのは
無理だろうと思って行ったのですが意外にも外の方が混んでいて
店内に入ることが出来ました。
喉がカラカラに乾いていたのでアイスティーを注文しました。
冷たくて美味しかったです!
それから私達は最終的なお土産を買いに行く必要があったので
侑子先生とお別れしてお買い物に行きました。
あちこち見て歩いたのですがイマイチ間に合わず、結局また
リアルト橋の方まで行くことにしました。午後に聖堂に向かった
同じコースを進むことになりましたが、その数件のお店で
間に合うだけのモノが買えたのでホッとしました。
途中でツアーのお仲間とも会いました。きっと皆さんも最後の
お買い物をしていたのでしょう。
安心してホテルに戻り荷物整理をしました。
今夜は最後の晩さん会が催されることになっていてそこに
行く前にゴンドラに乗ってカンツォーネを聴くことになって
いたのですが、なんと、私達4人にそのゴンドラに乗って
下さい、と添乗員のM部さんに言われました。
そうなんですか?とあまりピンとこない感じで乗ったの
ですが、目の前で素晴らしい歌声を聴くことが出来て
感激、感動でした。
ほかのゴンドラに乗った大勢の方達に申し訳ないわねと
言いつつ、その歌声を堪能しました。ホントにラッキーな
ことでした!
それから最後の晩餐。素敵なレストランで美味しいイタリア
料理に舌鼓を打ちました。美味しいワインも戴いて気分は
最高~!
ゆったりゆったり歩いてホテルに戻りました。
いよいよ明日は帰国の日です。スーツケースの整理を
して早朝に廊下に出さなければなりません。
でも、今回は思ったほど荷物が増えていなくて楽でした。
アルバムは↓から |
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