今日はいよいよキンドレッドとお別れ、パミュールアイランドのMaplehurst B&B に移動の日だ。
Maplehurst B&B も私が大好きなB&Bで、ここ数年はPEIに行く度に宿泊している。
朝、8時にキンドレッド最後の朝食を食べに行った。今朝は珍しくまだ人が殆ど居なかったので、
ダイニングの写真を沢山撮れた。今日はキッシュとスコーンが美味しかった。
忘れ物が無いか、チェックをして荷物を車に乗せ、キンドレッドを出発!
最初にシャーロットタウンの1ダラーショップに行った。日本で言えば100均だが、品数の豊富なことと
品物の質の良さも感心する。ここには2年前にH子さんに連れて来て貰ってからお気に入りの場所だ。
今回も絶対行きまししょうね、と話していた。それじゃ、時間を決めて何分までにここに集合ね、とそれぞれが
店内に散った。かさばるモノ、重いモノは買えないので日本では買えないようなモノを探して買った。
それから、すぐ近くにある大きなスーパーに行った。スーパーは見ているだけでも楽しい。日本では一人用や
少人数用にコンパクトにパックされる傾向にどんどん変化しているように思うが、あちらのパックの大きさに
最初は驚いたものだった。アイスクリームはバケツ?と思うくらいの大きな入れ物だし、パンだって1個売り
なんてあり得ない。こんなに沢山どうやって食べるんですか?カビがはえませんか?と聞きたくなる感じだった。
最近はもう慣れたが…。
そこで、ちょっと新鮮な果物が食べたいわね、と色々な果物が入っているパックを購入。
次に、ポイントプリムの灯台に向けてシャーロットタウンを出発した。メインの1号線を走ったが、H子さんのスピードに
ビックリ! ちょっとうっかりしているとずーーっと前方に小さくなっている。必死にアクセルを踏んで着いて行った。
ポイントプリムの灯台は島で一番古い灯台だ。この灯台も行く度に違う表情を見せてくれる。2年前はタンポポが
満開でとても綺麗で、灯台も明るい雰囲気だったが、その前に行った時にはお花は何も咲いてなくてとても陰気くさく
見えた。今回はお花はあまり咲いてなかったがそんなに陰気くさい感じはしなかった。
でも、海の方を見てみたら海水でどんどん浸食されているようでセメントで防波堤が出来ていた。以前よりは崖も
崩れているようだった。
そこから、今回行く前からロブスターを食べるならここ、と決めていた所に行くことにした。私は初めて行く所だ。
フェリーが行き来する港があるウッドアイランドだ。レストランとは言えないような所らしいと言うのは分かって
いたが、場所の詳しい説明も受けて無かったので、とりあえず行けば何とかなるだろう、という感じで行ってみた。
案の定、それらしきものは見つからず、変な所に迷い込んでしまった。近くにいたお兄さんが来てくれたので
説明すると道を教えてくれたが、それでも分からず、ウッドアイランドの突端まで着いた。そこがウッドアイランドの
灯台だった。私は初めて行ったので写真を撮って、道に迷ったお陰でまた新たな灯台に会えたわ、と思った。
灯台のお土産物屋さんの女性に聞いたら、外に出て来て指さして教えてくれた。その通りに行ってやっと見つけた。
中にはおじさんが一人いて、大きな水槽の中から好きなロブスターを注文してボイルして貰うのだ。
最初、おじさんが出して来てくれたのは小さめだったので、もう少し大きいの、なんて注文をつけて4匹選んだ。
40分くらい茹でるのに時間がかかるよと言うので、外のテーブルでスーパーで買ったフルーツを食べながら
お喋りしつつ茹で上りを待った。
さあ、茹であがったよ!とおじさんが運んで来てくれた。さっきまで元気に動いていたのだからフレッシュさは
間違いが無い!北海道育ちの私と福岡育ちのC子さんは子供の頃から蟹を食べて育って来ているので
手際良くロブスターの解体も出来、ムシャムシャ凄い勢いで食べたが、M子さんもH子さんもあまり食べる
機会が無かったらしく「ここは食べられるの?」などと言っていて食べ方が分からなかったらしく、時間が
かかっていた。
PEIに行ったら一度は食べなくちゃと言うロブスター、こんなに美味しいのを食べられて大満足だった。
食べたのが3時、遅い昼食だった。
次に、行くと必ず寄るMurray River の Old General Store に行った。外壁に綺麗な絵が描かれているので
すぐにわかる。ドアを開けて中に入ると私を見てオーナーさんが「あら!」と声をかけてくれた。
「は−い、もう5〜6回来てると思うけど…」と言うと「覚えているわよ!」と言ってくれた。とても嬉しかった。
私はいつもこのお店でお土産をまとめ買いするので、今回も色々買った。重くないモノで素敵なモノがあるので
私にはぴったりなのだ。
ここを出たら、後はパミュールアイランド目指して行くだけだ。
メープルハーストに行く手前のパミュールアイランドの灯台も大好きな場所だ。写真を沢山撮ってB&Bに
向かった。
メープルハーストに着くとマーシャがいつもの笑顔で迎えてくれた。このB&Bの魅力の一番はこのマーシャの
魅力だと思う。いつもソフトで優雅な雰囲気に包まれる感じがする。
荷物をとりあえずお部屋に運び、1階でAfternoon Tea を戴いた。お料理上手のマーシャは何でも手作りだ。
今日のケーキは洋酒がたっぷり入ったちょっと大人のケーキ。とても美味しかった。紅茶も好きなものを
自由にチョイスして飲んだ。
お昼が遅かったので、このケーキでもう夕食は要らない感じだった。
お部屋はツーベッドのお部屋が一つとワンベッドのお部屋が2つなので、じゃんけんで部屋割りを決めた。
私は今夜はH子さんとツーベッドのお部屋になった。
暗くならないうちに外の写真を撮ろうと出てみた。夕方の写真はあまり撮ったことがなかったので、
とりあえずバチバチ撮って歩いた。
暗くなったら蛍を見に行こうと話していたので、真っ暗になるのを待った。
PEIの夜はホントに漆黒の闇に包まれる。とてもじゃないが一人では怖くて外にも出られない。
2人でもちょっと気持ち悪いと思うが、さすがに4人だと心強い。
この辺も蚊が多いので、私はネット付きの帽子をかぶったが、今回とても重宝した。
4人でかたまって細い道を歩いて行った。目を凝らして闇を見ていると光るモノが動いている。
間違いなく蛍だ。今年は椿山荘でも見たし2度目の蛍だ。この歳になるまで1度も見たことが
無かったと言うのに今年で2度も見られるなんて不思議だ。写真で撮ろうかとトライしてみたが
やはり無理だった。動画でトライしてみたらどうにか少し雰囲気だけでも写せたようだった。
家の中に戻り、何か飲もうかとパントリーに行ってみた。メープルハーストではいつでも自由に
飲んだり食べたり出来るように用意されているのでとても助かるし嬉しい。クッキーもケーキもあった。
話しているとマーシャが出て来て「これは昨日シャーロットタウンで買って来たばかりなのよ」と
カプセルをセットするとコーヒーなどが飲める機械の説明をしてくれた。何がいい?これにしてみる?と
淹れてくれたのが、緑茶だったが、味はイマイチだった。コーヒーだったら美味しかったかも?
お腹もちょっと満足したところで、それぞれお部屋に入り、寝た。
今日の運転経路。(万歩計 4150歩)
Cavendish → 13号線 → New Glasgow → 224号線 → 2号線 → 236号線 → Charlottetown
→ 1号線 → 209号線 → Point Prim Light House → 209号線 → 1号線 → Wood Island
→ 4号線 → Muray River → 4号線 → 17号線 → 347号線 → Panmure Island Light House
→ 347号線 → Maplehurst B&B
アルバムは↓から |
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