--> 2001.7.2

7月2日(月) 朝から晴れ  


Parkview Farmで8時に起き、食事をとる。ほかの泊り客とは会わなかった。お部屋に戻って荷物の整理をして
オーナーのエレノアさんと記念写真を撮ってもらった。
今日でParkview Farmともエレノアさんともお別れだ。外に出て周りの写真も撮った。猫が2匹じゃれていた。
Parkview Farmではいつも猫が遊んでいるのを見かける。猫にとっても最高の環境なのかもしれない。

いよいよ、Parkview Farmともお別れ。車に乗ってキャベンディッシュに向かう。まず車をキャベンディッシュ郵便局に置き、
近くにあるモンゴメリのお墓に行った。やはり、来る度にモンゴメリのお墓には行きたいと思う。去年と回りに咲いている
花が違うように思った。

写真を撮ってお墓の脇にある細い道から「おばけの森」に入った。今日はお天気も良く、明るいので「おばけの森」も
爽やかで気持ちが良かった。樹木の中を歩いて「グリーンゲイブルズ」に着いた。こんな裏道から行くとただで入れちゃうのに
柵も何もしてないのはPEI観光局も広い心で見てくれているということなのだろうか?

今日は雲ひとつ無い真っ青な空が広がり、青空がバックのグリーンゲイブルズの写真が撮れた。とても綺麗に撮れて
嬉しかった。今まで何度か来ていたがこんなに綺麗な青空の下でグリーンゲイブルズの写真を撮れたことが無かった。
夕方とか、朝とかが多かったせいだろうが…。やはり、昼間に来るのが良いのかも知れない。
家の中は去年じっくりと見て歩いたので今日はささっと見て歩いた。

周りを散策してから「恋人の小径」も歩いてみた。やはり「恋人の小径」は欠かせない。小径を抜けて来てからちょっと
喉が渇いたのでグリーンゲイブルズの傍にあるお店で「ラズベリーコーディアル」を買って飲んだ。これは去年も飲んで
記念に空き瓶を大事に持って帰ろうと思っていてMatthew House Innに忘れたものだ。今年は絶対忘れないで持って
帰ろうと心に決めた。ベンチに座って飲んでいると日本人らしき家族が居たので話しかけて色々な話をした。
アメリカに転勤で来ていてPEIに観光に来たとの事、この時期、日本人にはよく会う。

それからまた「おばけの森」を抜けて今度は反対側に道路を渡ってモンゴメリの住居跡の方へ行ってみた。
そこはキャベンディッシュ郵便局の裏側にあたる。裏から周って郵便局まで戻った。

キャベンディッシュともお別れしてボードウォークに行って「COWS」でアイスクリームを食べた。「COWS」のアイスクリームも 
やはりPEIに来たら絶対一度は食べないといけない。その美味しさに満足したあと、大好きな場所「ケープトライオン」に行く。

ケープトライオンには26日にも行ったが何度行っても飽きる事が無い。写真をパチパチ気が済むまで撮り続けた。
今日も青い空、青い海、草原の緑の中に立つ灯台を写真に収めることが出来て嬉しかった。
でも、何時まで居てもこれで良いということが無い感じがする。

それからインディアンリバーの教会を目指して車を走らせた。この教会は写真家の吉村さんも最も美しい教会と仰っている
とのこと、本当に荘厳な美しさだ。尖塔まで写真に収めようと思うと難しい。でも、青空の下に立つ教会を撮る事が出来
今日のお天気に感謝。写真を撮っていると人々が教会の中に入って行くのが見えたので私達も行ってみた。
中に入れるとは思わなかったので、自由に入れた時には感激した。中も荘厳な雰囲気が漂っていたが、決して人を
寄せ付けないと言う感じは無く、何だかホッとする暖かさが感じられる雰囲気だった。

なかなか立ち去りがたい気持ちがあったが、そうも言っていられず、サマーサイドに向かう。サマーサイドでランチを取る。
簡単にティムホートンで済ませる。

それから今日の宿、Kinkora Country Inn に向かった。中に入ってオーナーと話し、お部屋のキーを貰って2階に上がり、
お部屋を見てみるとベッドが一つしか無い。また下に降りツーベッドのお部屋を予約したはずだからと言うと間違っていたらしく 
新しいキーをくれた。でも、そのベッドが一つしか無いお部屋も広くてとても綺麗だった。それから私達が泊まるお部屋
行って
みたら、これもまた広々としていて綺麗で嬉しくなった。ベッドが二つある他にソファベッドもあって、これなら3人でも楽々
泊まれる広さだ。バスルームも綺麗でとても満足した。お部屋の窓から外を見てみると生まれたばかりの赤ちゃん馬と母馬
仲良さそうにたわむれていた。

オーナーと話した時に「今日本人の男の子が働いてるよ」と教えてくれたのだが、外に出てみてその男性に会ったらびっくり。
昨日ノースラスティコで渋滞の中、車の中から見かけた男性だった。
それで聞いてみると、やはりそうだった。オーナー一家とこの男性もノースラスティコのお祭りに行っていたとのこと、偶然の
ことに笑って話した。彼はワーホリで働いていて皆からFUSAと呼ばれていた。

それからお夕食をゲットするためにボーデンに行った。コンフェデレーションブリッジが良く見える場所に行って写真を撮った後、
ゲートウェイのお店に入ってロブスターロールとフィッシュ&チップスをテイクアウトしてサマーサイドに行ったがスーパーは
お休みで、写真の現像を頼みたかったのだが諦めて宿に戻った。

Kinkora Country Innに戻り、2階に上がると、2階のサロンで宿の末娘のNaomiが一人でディズニーのアニメを観ていた。
Naomiは来年小学校に入る歳でとても人懐っこくて可愛い子だ。おもちゃのお化粧道具で綺麗に(?)お化粧して口紅も真
っ赤に付けていた。私にもつけてあげると唇めがけて口紅を振り回していたがそれだけはご遠慮申し上げた。

暫く一緒にソファに座ってアニメを観たり、遊んだりしていてNaomiはどこかに行ったままになり、アニメは私達が続けて観る
ことになってしまった。そこで買って来たロブスターロールとフィッシュ&チップスを食べた。どちらも美味しかった。
そのままアニメの「ワンワン物語」を観ているとどやどやと人が上がって来てビデオを取り替えたいと言うので、そのまま
座っていると「エア・フォース・ワン」に切り替えられた。泊まっている人やオーナーのお嬢さんたちや宿で働いている人たち
10人で観たが、何しろ原語版なのでチンプンカンプン、前に字幕で観たことがあったので少しは理解出来たが…。
ワーホリで働いている日本人の男性、FUSAと少し話をして部屋に戻り、寝ることにする。