昨日と言うか、今日の3時過ぎに寝たのでしたが
時差ボケ&興奮の為、数時間で目が覚め起き出しました。
隣のお部屋のH子さんとC子さんも起き出したような
音が聞こえたので繋ぎになっているドアを開けてみたら
隣のお部屋とオープンになる作りでした。
賑やかに起き出し、身支度をして朝食を取りに行きました。
朝食はホテルの料金には含まれていないので何でも良い様な
ものですが、バイキング形式になっていた為他にチョイスの
余地は無かった様です。
結構種類も多かったので皆、満足しながらお腹いっぱいに
なりました。
今日は昨夜ハリファックスの空港に迎えに来てくれていた
ミカさんのガイドで私達4人だけの専用車での観光なので
とても気分もゆったりです。
打ち合わせの時間にロビーに降りるとミカさんが笑顔で
出迎えてくれました。
チェックアウトして車に乗り、いざ、出発!
最初に行ったのはドクロの墓として有名な古い墓地公園です。
モンゴメリの「アンの愛情」の文中にも書かれている場所です。
モンゴメリもこの墓地を訪れたに違いありません。
次に「アンの愛情」に描かれているスポフォ−ド街のイメージ
のヤング通りを案内して貰いました。素敵な家が立ち並ぶ通りは
流石に高級住宅街という雰囲気でした。
それからあの「アンの愛情」で有名なロイ・ガードナーがアンに
プロポーズするあずまやがあるプレザンパークに行きました。
勿論、小説の中の話ですから現実にその場所であった筈はあり
ませんが、空想の中ではアンの姿が目に浮かぶようでした。
そこから今度は現実にモンゴメリが勤めていたデイリーエコー
新聞社があった建物を見に行きました。今はレストランになって
いるのでしょうか? 実際に若かりし頃、モンゴメリが勤めて
いた所に来られるなんて…、と感慨深いモノがありました。
さあ、そこから今日のメインのペギーズコーブに向かいました。
高速を走って1時間近くかかるとのこと、やはり結構遠いのですね。
その短くは無い道中も私達は疲れも見せず、喋る、笑う、元気
そのものです。
ペギーズコーブに着きました。生憎お天気はイマイチ。たまに
雨粒が落ちるような空模様でした。
でも、沢山写真を撮りました。お天気が良くて青空だったら
さぞかし綺麗なんだろうなぁと思うとちょっと残念でしたが
来られた喜びの方が大きかったです。
そこからハガキを出すとペギーズコーブの消印が押されると
聞いたので大急ぎでハガキを買って自分宛に送りました。
良い記念になります。
そこからルーネンバーグへ向かいました。ルーネンバーグは
私にはあまり馴染みが無い所だったのですが、その街並みを
見て思い出しました。北海道の芦別にあったテーマパーク、
カナディアンワールドにあったのがまさにそのイメージの
建物でした。カナディアンワールドに行った時には全然
ピンと来ませんでしたが…。
とても素敵な街でした。どの家も可愛くて素敵で写真を
撮っても撮ってもキリが無い感じでした。
そこでランチを食べましたが、シーフードチャウダーが絶品!
とっても具沢山でそれだけでお腹がいっぱいになりそうでした。
それにロブスターサンドも注文したらとても食べ切れる量では
ありませんでした。でも、お味も最高でした!
流石、ハリファックス在住のミカさん、最高のレストランに
連れて行って下さいました!
お腹がいっぱいになったところで自由に街を散策。
可愛いキルト屋さんも見たり、洋服屋さんに入って
みたり、歩き回りました。
満足したところで次に行ったのはマホーンベイ。
素敵な協会が3つ並んでいる街で吉村さんの写真が
はっきり記憶に残っている所でした。
でも、当然ながらそんな素敵な写真が撮れる筈も無く、来ただけで
満足と自分を納得させたりして…。
いよいよハリファックス観光も終わって空港に向かい、ミカさんと
お別れしてシャーロットタウン行きの飛行機に乗り込んだのですが、
その飛行機に乗ってビックリ! なんと全員が乗りこんでも
16人、2列しかないプロペラ機でした。今まで4列のには
何度か乗ったことがありましたが2列と言うのは初めて。
真ん中の通路を挟んでは1シートずつしか無いのです。
私は1番前のシートだったのですが、副操縦士兼キャビン
アテンダントのお兄さんが「何かあったら手伝ってね。扉は
こうして開けて」などと説明して笑わせてくれました。
とても明るいお兄さんでした。
私のシートから操縦席も丸見えでこんなこと初めて!と
とても面白い経験をしました。
ハリファックスからシャーロットタウンまでは実際に
飛んでいる時間は20分程度。あっという間です。
何しろ小さなプロペラ機なのでちょっとの揺れも敏感に
感じてちょっと不安もありましたが無事に着いてホッと
しました。
シャーロットタウンの空港に着いて空を見たら残念ながら
青空ではありませんでした。
初めてシャーロットタウンに足を着けた時の大きな青空を
ハッキリ覚えているのでちょっと残念でしたが、兎に角
また大好きなPEIに来られたのですから文句を言ったら
罰が当たります。
建物の中に入るとH子さんのステイしていた家族が迎えに
来てくれていました。今回はH子さんはそのお宅に泊まらない
ことにしてあったのにもかかわらずお出迎えに来てくれるなんて
ホントに素敵な家族です。
早速レンタカーを借りに行きました。私の名前で借りる
車はトヨタのコンパクトな車でした。運転しやすそうな
車で良かったと思いました。
H子さんの名前で借りた車はトヨタよりちょっと大きな
車でDodge(ダッジ)。私は初めて見る車でしたがアメリカ
では結構走っている車の様です。
さぁ、空港をあとにして今夜のB&B、Fire Dance Country Inn
に向かいました。
シャーロットタウン近郊を走るのでH子さんに先導してもらう
ことにして出発しましたが、なかなか思った様にスムーズには
行かず、止まっては考え、迷っては方向転換し、行き着けません
でした。後ろに着いて行く私は気楽な感じでしたが前を走る
H子さんは段々暗くはなって来るしなかなか行き着けないしで
途中で「もう、嫌だ!」と言ってたそうです。
迷い迷い、それでも近づいていることは間違いなかったの
ですが最後の最後、B&Bの近くでもハッキリせず、近くの
家に聞きに行きました。そうするとその道をまっすぐ行くと
右側にあると教えてくれました。
ああ、良かった!と車を進めてやっとB&Bを発見、行き
着けました。
その頃にはもうかなり薄暗くなっていましたのでそれ以上
遅くなったらパニックになっていたかも知れません。
何しろPEIはホントの街中以外、街灯さえ付いていなくて
夜は漆黒の闇となるのですから。兎に角真っ暗になる前に
無事に着けて良かったです。
今日1日はトラブルも無くつつがなく過ごせました!
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