今朝はC子さんが一足先に帰国するのでB&B Brighton House のオーナーさんが朝食を7時からにして下さいました。
本当にこう言う心遣いが有り難いです。普通のB&Bだとこうはいきません。
朝食がまたとっても美味しくてテーブルセッティングも素敵です。美味しく戴いてC子さんを見送りに飛行場まで行って
私の名前で借りていたトヨタのレンタカーを返却です。飛行場まではH子さんの先導です。H子さんはもう飛行場までの
道を熟知しているので安心です。私は今までどれだけ迷って不安な思いをしたことか! もう7回も行ってるのですから
そろそろ飛行場までの道を覚えなければいけません。(^。^;)
飛行機に乗り込むまで待合室で一緒に過ごしました。飛行場は工事中で待合室も無い様な感じでした。
PEIも色々変わって来るのね〜と感じさせられました。今までのPEIの飛行場は実にのんびりとしたローカル空港の
雰囲気で好きだったのですが何だか機能的に変化するのと同時に世知辛くなっているように感じました。
最後にそれぞれC子さんとハグして別れましたが、私はお別れのハグでは必ず連鎖反応で涙が出てしまうので泣きそうでした。
最後の最後まで手を振って見送り、いよいよこれからは3人だけね、と淋しく思いました。
さぁ、一度B&Bに戻って私達も今夜泊まるパミューラアイランドに向けて出発です。
戻る前にちょっとビクトリアパークに寄ろうかと行きました。今日はとてもお天気が良いので景色も最高でした。
先日行ってみたロッキーポイントの二つの灯台も向かい側に見えました。ちょっと写真を撮ってB&Bに戻りました。
Brighton House でオーナーさんとお話して耳寄りな情報をゲットしました。マリーハーバーでリーズナブルでとっても美味しい
クラムチャウダーが食べられるお店があると言うのです。ご主人はわざわざそれを食べに何度も出かけられているとか?
それは是非行ってみたいわね、とブログに載せてあったお店の写真をH子さんがカメラで撮りました。それがあとでとっても
役に立ちました。
B&B Brighton House のオーナーさんご夫妻にお別れを告げて車を発進させました。
また近くのビクトリアパークに行きましょうと向かいました。今度はちょっとお散歩をして美味しい空気を胸一杯に
吸い込みました。とても気持ちが良い日でした。本当ならもっとゆっくり過ごす時間が欲しいと思いました。
それからダウンタウンにお買い物に行きました。The Anne of Green Gables Store です。私は毎回ここで翌年の
カレンダーを自分用とお友達のお土産用に大量買いします。そして家族の為にTシャツを買うのです。
Tシャツはもうあまり棚にのって居なくて選びようが無い感じでした。とりあえず男性3人になので同じ種類の
Tシャツが3枚揃っているのを、と思ったら1種類しかありませんでした。デザインもイマイチでしたが他に選択肢が
無いのでそれを買いました。
結構重くなりました。カレンダーも大小買うととても重いのです。(これが後日大変なことになるとは想像もせず…)
そこから Cape Bear 目指してロングドライブです。ポイントプリムの前にガソリンスタンドがあるので満タンにして
行きましょうということになり、満タンにして貰いました。今回はフルサービスで入れて貰うことが殆どでした。
昨日はセルフのスタンドだったので満タンにするのが怖いと、半分くらいにしておいたのです。
Cape Bear の灯台はタイタニックが遭難した時に一番にその悲報を受信したことで知られている灯台です。
4年前にC子さんと探しに来てそんなに苦労しないで見つかった記憶があったのですが、あら?どこ?と
迷っている間にこれから先はちょっと危なくない?と思える細い赤い道が続いている海岸に面した崖のようなところで
一旦停車して地図を見てみましたが、どうやら通り越して来たのではないかと思えました。
そんなことを思いつつそこの景色も綺麗だったので写真を撮っていると1台の車がその細い赤い道から出て来るのが
見えました。その車を止めて聞いてみました。お爺さんとお孫さんが乗って居ました。
そうすると、僕達の車に着いておいで、と車を発進しました。後に着いて行きました。やっぱりさっきここじゃないかな?と
思った所でしたが、その道をずーーっと奥に入った先にその灯台はあります。その灯台の前までわざわざ誘導して
下さったのです。本当にPEIの人はどうしてこんなに親切なんでしょう?毎回の様に感激することに遭遇するのです。
それが私達を惹き付ける魅力の大きな要因でもあると思います。
車をわざわざ降りてくれて、「Thank you !」と言う私に「50$だよ」と言うので最初ポカンとした私に茶目っけ
たっぷりに笑っていました。ジョークだったのです。誘導料が50$だよと。そして「灯台は今お休みだよ」と
教えてくれました。私達が日本から来たと知って「Welcomeって日本語でどういうの?」と聞くので「ようこそ!」と
答えると何度も「ようこそ!」と言ってくれました。
助手席に座っていた男の子もにこっと笑って去って行きました。ああいうお爺さんに育てられるときっとあの子も
大人になったら同じようにするでしょう。こうして島の人々の優しさが次代に繋がっていくのね、と思いました。
さて、Cape Bear の灯台はすぐ後ろの崖が崩れて来ていました。ちょっと怖いと思いました。島のあちこちで
崖が崩れて建物を内側に移動させる必要がありそうです。
そこから今朝オーナーさんに教えて戴いたクラムチャウダーの美味しいレストランに行こうと出発しました。
4年前にはC子さんと二人で Beach Point の小さな灯台を探して何度も行っては戻り、を繰り返して
とうとう見つけたのでしたが、その灯台が翌年台風で倒れたと報道されていました。その後あの灯台は
どうなったのかしら?と気にはなっていましたが今回は探さず通り過ぎました。
でも、以前は気付かなかった灯台を発見しました。その灯台は迷って入り込んだロブスターの工場の敷地から
見えたのです。私達が海に面したところに行くとかもめがいっぱい飛んでいました。かもめにとっては最高の
食事場所なのでしょう。魚など豊富にありそうです。
その灯台の近くまで行けるのかしら?と車を走らせてみましたがどうにも行けそうな道を見つけることが出来ませんでした。
諦めてチャウダーを食べに行こう、と車を進めましたが、もうそろそろ出て来ても良さそうなものなのに無いわね、道を
間違えた?と不安になった私達、いつも迷走してるので全く自信がないのです。
来た道を戻ってそれらしきモノを探しましたがやはりありませんでした。さっき初めての灯台を見つけた場所、
ロブスターの工場まで行って、そこにいる人に聞いてみました。
そこでH子さんが撮った写真が役に立ちました。H子さんのデジカメを持ってその写真を見せて、このレストランを
探しているのですが、と聞くと、すぐに分かってくれて、「ああ、このレストランならこの道をずーーーっと走って
行って橋があったらすぐだよ」とのこと。さっき引き返して来た場所の少し先にあるようです。
もっと自信を持って進めばあったのね、と思いつつ教えて貰ったように進みました。その橋が見えてそこを渡ったら
すぐにそのレストランはありました。ホントに地元の人が入るレストランと言う感じです。
そこでロブスターサンドとクラムチャウダーを注文しました。噂通りの金額と美味しさで、感動しました。
このお値段でこのチャウダーは安い!! そしてとっても美味しいのです!!!
良いお店を教えて貰ったわね〜!と得した気分でした。
今夜の宿、Maplehurst Properties では去年からディナーのサービスは無くなっていてなるべく4時頃までに
来てほしいとのことだったので、何か夕食に食べるモノを買って行った方が良いのかと思ったのでサンドイッチを
お持ち帰り用に用意して貰いました。
そこからまっすぐ Maplehurst Properties に行くには早すぎるしお天気が良いうちにモンタギューのリンゴ園の
写真を撮りに行く?ということになりそちらに向かいました。そのリンゴ園には何度も間違えて行った
体験があるので今回は迷わずに行けました。
リンゴ園はお花は咲いているワケもなく、緑の木がこんもりと枝を広げているのですがそれはそれで美しいのです。
もうリンゴの実も付いていました。可愛い姿です。前に来た時より1列足りない様にも見えましたが定かでは
ありません。(^。^;)
それから近くのスーパーに行き、果物など買いました。美味しそうな大きなイチゴです。
私は今回、インフォメーションセンターで売っているというポロシャツを買いたいと思っていました。
それで地図にはモンタギューにそのインフォメーションセンターがあることになっているので探してみましたが
見つかりませんでした。しかたがないので諦めて Maplehurst Properties に向かいました。
また途中で、「ここよね」と曲がって入り込んだのが初めて行った所でした。後で地図を見てみたら Baie Marys Bay
という小さな半島でした。そこもまた景色が良かったので喜んで写真を撮りました。
ただでは転ばない私達です。(〃'∇'〃)ゝエヘヘ
2年ぶりの Maplehurst Properties です。その手前にあるパミューラアイランドの灯台も大好きな灯台なので
寄って写真を撮りました。いつも居る馬も相変わらずのんびりと草を食(は)んでいます。
何だか心が広がる感じがします。
Maplehurst Propertiesの場所はもうはっきり覚えたので間違わずに行けますが、最初はこれ以上進めないと
いう半島の突端まで、それも林の中へ入り込み、やっとの思いでUターンしたことがありました。
Maplehurst Propertiesに着くといつものソフトな笑顔でマーシャが出迎えてくれました。「おひさしぶりです!」と
固くハグして再会を喜びました。このB&Bは建物も素敵ですが何と言ってもこのマーシャの魅力が大きいのです。
今日は私が前から一度泊まりたいと思っていた一番ゴージャスなお部屋、Victoria と名前がついているお部屋です。
お部屋は勿論バスル-ムも広くてジャグジーバスが付いています。とても落ち着く雰囲気で高級感漂う感じです。
今夜はそれぞれが一部屋づつ利用するということでちょっとゆったりです。
お茶の用意があるから、とのことでお部屋に荷物を運んだら下に降りました。
ラウンジの様になっているお部屋に、サンドイッチとケーキがそれぞれ3種類づつ用意されていました。
Maplehurst Propertiesは4部屋しかありませんが、私達が3部屋を使い、もう1部屋にはハリファックスから
来たというご夫婦が1組滞在していました。そのご夫妻と一緒にお茶と軽食を戴いたのですが会話力不足が
情けない感じでした。あとからお隣の家の奥様も混じったのですが話はチンプンカンプンでやっぱりもっと英会話の
お勉強を頑張らなくちゃと痛感させられました。あんな場でも自然に会話に混ざれるようになりたいわ、と思いました。
実は、いつもPEIから帰る時に同じことを思うのですが日本に帰って来たらすぐに忘れてしまう、という繰り返し
なのですが。。。
そんなひと時を過ごし、少しして私達は前に広がる海岸に行ってみました。このB&Bの周りは蚊がとても多いので
虫よけ帽は欠かせません。しっかり帽子をかぶって行きました。海岸から見るこのB&Bも美しいので写真を撮りました。
一昨年、C子さんも交えた4人で泊まった時には深夜、近くの川が流れている辺りまで蛍を探しに行ったの
ですが、今回はそんな元気も無く止めました。
お部屋に戻り今日の反省会をしながら買って来たイチゴを食べましたが、本当はディナーが無いのなら『どん兵衛の
カレー味』でも持って行く?とH子さんがはるばる日本から持って来てくれていたのですが軽食を戴いたし、このB&Bの
雰囲気にはそぐわなかったわねと断念したのでした。(^。^;)
夜、いつでも飲めるように用意されているパントリーに行ってクッキーとケーキと紅茶を戴きました。ホッとする時間です。
最後はそれぞれのお部屋に分かれて寝ました。私はジャグジーバスに浸かり、ちょっと優雅なバスタイムを過ごし就寝。
良い夢を見られそうです。
今日のルート
Brighton Rd → University Ave → Mount Edward St → Sher Wood → Airport →
Brackley Point Rd →
1号線 → North River Rd → Victoria Park → B&B Brighton House → Victoria
Park → Charlottetown Down Town
→ 1号線 → 4号 → 18号 → Cape Bear 灯台 → 18号 → 348号 → Murray Harbour Brehaut's
→ 18号
→ 4号 → Montague リンゴ園 → 17号 → Super Sobeys でお買い物 → 17号 → Baie Marys Bay
→ 17号
→ 347号 Panmure Island 灯台 → Maplehurst Properties
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