2009.07.14 6日目
いよいよツアー最後の日を迎えてしまった。
朝食は各自自由に7時から取れるということで時間前に
ダイニングルームに下りた。全くのバイキング方式なので
パン、ソーセージ、目玉焼き、ベーコンチーズ、トマトを
一皿に。あとはフルーツ、ヨーグルトとオレンジジュース。
大体定番の朝食だ。
食事をしている途中で急に絵葉書を書いてないことに
気づき焦った。本当なら昨夜のうちに書いて今日ポストに
入れる予定だったのだ。
あわてて部屋に戻り急いで絵葉書を書いた。あまりに
あわてたので予定に入れていた人、全員には
書けなかった。(涙)
でも、思い出して良かった!と思った。ツアーに
出る前から絵葉書はコッツウォルズの写真にしようと
決めていて今まで出せずにいたのだから。
結局帰る日になるとも思ってなかった。観光地の
どこかでコッツウォルズの絵葉書も買えると安易に
思っていたのが実際にコッツウォルズに行くまで
買えなかったからだ。でも、考えてみると当たり前の
話だ。日本でも北海道で京都の絵葉書は買えないもの…。
ホテルの中にポストがあるかと思ったが見当たらなかった
のでバッグに入れて出かけた途中でポストを見つけて
投函することにした。
さて、今日は侑子先生の引率でかの有名なベーカーストリート
221番地のシャーロック・ホームズの博物館やハリー・
ポッターでロケされたキングスクロス駅に行くのだ。
朝のうちにスーツケースは廊下に出して手荷物は添乗員のMさんのお部屋で
預かって貰うことになっていた。バッグ一つで出かけた。
観光バスはもう昨日でおしまいなので今日は地下鉄で移動だ。
昨日早速使ったOysterカードが大活躍する。
ホテルを出発して最寄りの地下鉄駅High Strret Kensingtonから
電車に乗り5つ目にBaker Streetがある。地下鉄の中はちょっと
蒸し暑かった。
Baker Streetで下りると駅の前に居ました!シャーロック・ホームズが。
マントを羽織ったホームズの銅像が立っていた。
侑子先生が「こちらですよ」と先導して下さったので後に着いて行った。
駅から歩いて10分くらい。途中でポストを見つけたので持って来た
絵葉書を投函した。これで宿題が済んだようでホッとした。
ホームズ博物館に着いた。ミュージアムの隣がグッズのショップに
なっていてそちらで入場券を買うことになっている。
博物館は広くないので人数制限をしながらの入館なので外で
並んで待っている間に雨がポツポツ降り始めた。博物館の入口に
立っているガードマンが傘を数本出して来てくれたのでその傘を
さして待った。順番が来て中に入ると本当にホームズの世界だ。
いかにも実在したかのように色々なモノが陳列されている。
帽子やパイプは勿論、髭剃り用品やティーセットが載っている
テーブルなど実際にこの部屋で生活していたかのような錯覚を
覚える感じだ。
係りの人が記念写真を撮ってくれるサービスもあったので私も
パイプをくわえるポーズで撮って貰った。
3階には色々な小説のストーリーがそのまま人形で表現されていて
ホームズにとても詳しいA・Tさんが「これは、○○という小説に
出て来る人で・・・」などと説明をしてくれて、なーるほどぉ、と
感心した。
ホームズのファンにはこたえられない博物館だと思う。
博物館を出て隣のショップに入った。特に欲しいモノは無かったが
記念に何か欲しいと思ったので皮で出来ているホームズがシルエットに
なっている栞を2種類買った。母のお土産と自分用に。
博物館を出て次の目的地はCath Kidstonでのお買い物。
これは侑子先生も是非お買い物がしたいとのことで急遽
ツアーに組み込まれたもので、私も買いたいモノがあったので
とても嬉しかった。こんな臨機応変なところも侑子先生のツアーの
魅力だと思った。
コッツウォルズの雑貨屋でツアーのお仲間が買っていた時には
特に買いたいモノは見つからなかったのだが、その後いつもは添乗員を
されていて、今回はお母さんと一般のお客さんとしてツアーに
参加されていたA・Kさんが(結局添乗員さんのように私達の
面倒を見て下さった)色々可愛いグッズを持っていてバスの中で
見せて貰っていたからで、娘達のお土産に丁度良いと思うものが
あったのだ。
ホームズ博物館から徒歩でお店に向かった。博物館を出て数分の
所にマダム・タッソーの蝋人形館があって平日なのに長蛇の列で
驚いた。あれでは入場するまで何時間も待たねばならないだろう。
途中雨が降ったり止んだりで傘を広げたり閉じたり忙しかった。
空は明るいのに通り雨のような感じだ。ロンドンの気候はこんな
感じなのかな、と思った。
さて、お店に到着!勇んでお店に入った。中はカラフルな様々な
モノであふれている感じだった。私が探していたモノは残念ながら
見つからず、仕方がないのでちょっと可愛いモノを娘達に買った。
そして、自分用に思わず買ってしまったのが大きめのバッグだ。
20ポンドも値下がりしていたのでついお得な感じで買ってしまったが
とても気に入ったので買って良かったと思った。
我々女性陣はああでもない、こうでもないと店内をあちこちウロウロ
しながらショッピングを楽しんでいたがツアーに参加されている男性陣は
待ちくたびれたかも知れない。お疲れ様〜と言う感じ。(笑)
ショッピングも済んで今度はハリー・ポッターのロケにも使われた
キングスクロス駅だ。Baker Street駅から地下鉄で移動。
キングスクロス駅は年代が感じられる古めかしい駅だ。
駅の中を歩いて行くと奥の方にハリー・ポッターの映画のワンシーン、
ハリーが魔法の学校に行くために壁に中に入り込むプラットホーム
9 3/4 が作られていた。そこで皆が記念撮影をした。
それから実際にロケに使われた駅内を見て歩いた。とても興味深く、
また映画を観直したいと思った。
それから一番の繁華街と言っても良いPiccadilly Circusにある
ロンドン三越に行った。そこから自由時間で待ち合わせの時間までは
どこを歩いても良いことになった。ランチも自由に取ると言うことで
私達はあまりお腹も空いてなかったので後で食べることにして
最後のお土産を調達するために三越を見ることにした。
ツアーで仲良しになった6人で行動を共にすることにして三越の
1階で何時までにお買い物を済ませましょうということで解散した。
三越の店内にもCath Kidstonが売っていて、娘達のお土産に私が
欲しいと思っていたモノがあったので早速ゲット!
それからHarrodsの紅茶が日本で買うよりはるかに安いと聞いたので
やはりゲット!あと、こまごましたモノでちょっとお土産に良さそうな
モノもゲット。これで間に合うだろうと安心した。
待ち合わせ場所で集合して私達は紅茶で有名なFortnum & Masonに
向かった。Fortnum & Masonで本場ものの紅茶を飲みたい気持ちが
強かったので是非行ってみたかったのだ。
店内はオシャレにデコレートされていて見るだけでも楽しかった。
2階のティールームで軽くランチを食べようと行ってみた。メニューに
スコーンがあったのでそれほどお腹は空いてないし丁度良いわ、と
いうことで注文した。勿論紅茶も。
スコーンは軽くてとても美味しかった。紅茶は大振りな銀のポットに
入って出て来た。さすがに深みがあってとても美味しくて感激した。
本当はアフタヌーンティーを戴きたかったが2時半からと言うのが
普通らしく時間的に無理なので諦めた。
出る前にトイレに入ったら手を拭くためのハンドタオルが整然と
いっぱい用意されていて、さすが〜と感激した。
それからツアーの集合時間に合わせて三越まで戻った。まだお買い物を
しているツアーのお仲間もいた。
いよいよホテルに戻ることになり今度は地下鉄では無くバスで戻った。
それも初2階建てバス。それもOysterカードでOK。
2階の席に座ってロンドン市内を見下ろした。格別な気分だった。
楽しくお喋りしながら乗ってホテルの最寄りのバス停で降りた。
ロンドンで地下鉄にも2階建てバスにも乗れたなんて、とても感激!
ホテルに着いたら最後のお買い物品をスーツケースに詰めると
言うことで倉庫に預かって貰っていたスーツケースを出して貰い、
皆で廊下で広げて詰め込んだ。
私もギュウギュウに詰めてベルトを締めてホッとしたが持ち上げて
みたら相当重い。それを見ていたN・Tさんが「Mさんのスーツケース、
重そうね」と言うので超過してるか急に心配になった。
添乗員のMさんはさすがにプロ!スーツケースを持ち上げただけで
大体の重さが分かると言うので持ち上げて貰ったら「ん〜、21,5kg
かな?」とのこと。わぁ、超過しちゃった!と思ったが、それくらいなら
大丈夫、とのことだったのでそのままにした。
さあ、最後のバスの旅、空港へ向けてバスは出発した。
空港に着いて暫く待ち時間があったが、もうさすがにお土産も
買う必要が無かったしちょっと喉が渇いたので何か飲みながら
時間をつぶそうと空港内でジュースを飲んだ。
Fortnum & Masonに一緒に行ったお仲間と皆で最後に残った
ポンドを出し合って使うことにした。
私は丁度皆で飲むくらいのポンドを持っていたので、もうポンドを
使いきってしまった方からは日本円で返して戴くと言うことで
私もポンドを殆ど使い切ることが出来て丁度良かった。
これがフレッシュな生ジュースでとても美味しかった。
そうこうして時間になりいよいよ飛行機は成田へ向けて飛び立った。
いよいよイギリスともお別れだ。イギリス、さようなら〜!(涙)
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